Friday, February 13, 2009

円高

hongkongdoller.jpg

1ドル90円を切るような円高が続いています。
日本ベースの旅行者からすると歓迎すべき事ですね。
一頃は減った香港への観光客も増えています

香港にも日本の年金を受け取って生活している方もいますが、
(日本の年金は海外口座でも手数料不要で送金可能)
彼らの場合は得する最たる例。
具体例を挙げていけば
2008年初頭のレートは1香港ドル13.6円でしたが、
今の時点のレートでは11.45円。
え?2円強?大した事がないじゃない?
と思う方もいるかもしれませんが、
これが、計算するととんでもないのですよ。

年金を月々20万円もらっている人でいえば、
1香港ドル=13.6円で計算すると14705香港ドル
1香港ドル=11.45円で計算すると17467香港ドル。
この時点で3000ドルの違いが発生します。

この3000ドルで何が出来るか?と申しますと。
マクドナルドのセットメニューは20香港ドル、
ビールはスーパーで買うと、サンミゲルが1缶5香港ドル。
ワンタンメンなら安い所だと12香港ドル、
茶餐店(喫茶店)でのモーニングは22香港ドル。
飲茶は朝早い時間なら一皿8-10香港ドル。
地下鉄は初乗り4香港ドル、バスは3.5香港ドル、
タクシーは初乗り16香港ドル。
高いと不評のエアポートエクスプレス。
これだって100香港ドル。
やや高級なホテルが1500香港ドル程度で泊まれますので
日本円で言うと5-6万円得する感覚です。

日本に基盤を残している婆は
日本の口座にある程度のお金を残し
決済用口座にする事が多いのですが、
この決済資金が不足している時に
円高になると香港からの送金額が増える訳ですから、
逆に日本円決済の時は困りますね。

独身時代はついつい享楽的にお金を使いがちですが
ここ香港ではそうそういません。
物価が高い事、娯楽があまりない事もありますが
年に1回の所得税、為替レートの変動を考えると
貯蓄しないという気分になるのではないでしょうか?

深圳(セン)なら物価も安いし!となりましたが、
為替レートが逆転して香港ドルより人民元の方が高い始末。
物価自体は安いものの、深圳独特の雰囲気が苦手......
という人は1回行って懲りてしまいます。
でも、個人的にはスーツのオーダーは価値があると思います。
一度オーダーを覚えると吊るしのスーツは買えません。

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