Sunday, February 22, 2009

香港の最低賃金と給与格差

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香港は自由賃金政策(法定最低賃金を法令として定めない)で、
法制化された、最低賃金は存在しませんが、
外国人の家政婦だけは別で最低賃金が決まっています。

2008年7月8日、外国籍アマ(家政婦)の最低賃金規定を
現行から100香港ドル(1香港ドル=11.5円)引き上げて、
月給3580香港ドル以上とすることが決まりましたので、
新たな規定は7月10日以降の雇用契約に適用される事になりました。
この給与を参考にマクドナルドの給料が決まると言われていまして、
事実上、香港の最低賃金になります。

香港は以前の日記に書いた通りで、
所得格差が非常に大きい事が特徴です、
また所得格差に性差はほぼありませんので、
女性、男性も同じ給料です。
具体的に職種と給料をあげていきますが、
経理の担当者はHK$28000程度、
秘書の相場はHK$24000-26000です。
雑役をする人はHK$6000-10000前後。
前記のマクドナルドや飲茶屋の掃除夫はHK$4000です。

有給休暇は初年度は年間最低でも7~11日。
その後一年ごとに1日増えていくのが慣例です。
通常は、1回に7日まとめて取得して消化する人が多いようで、
この辺は日本と良く似ているように思います。

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