Monday, September 29, 2008

香港では水道管がしょっちゅう破裂します

haretsu.jpg

日本ではあまり起きないのに
何故か、香港では結構起きるのが水道管の破裂です。
バスは勿論ですがその他の交通機関にも影響を及ぼす事が

結構ありますので、
ニュースを見てから出勤するようにしております。
ローカルニュースしかこういうネタは放映しませんので
否が応でもローカルニュースを見る生活になります。

たとえばついこの前(25日)におきたニュースの見出しはこれです。
旺角道爆水管附近酒樓水浸
旺角道で水道管破裂。近所のレストランが浸水
このように訳せます。
ちなみに被害額も100万香港ドルはくだらないと書かれていますので
この店にしてみたら大迷惑ですよね。

今年の1月だか2月だかにはペニンシュラホテルの真ん前で
ここまでひどくはないものの水道管が破裂しました。
彌敦道(ネイザンロード)はご存知のように交通量が多いので
とんでもない騒ぎになりました。

水道管が破裂しますと、
上記にある写真のようになってしまいますから
バスもなかなかすすみません。
場合によっては車線規制だけでなく通行禁止になってしまいます。
これがかなりキツい!
私が今住んでいるエリアは都心から近いのでまだいいのですが、
郊外からバスで通勤している人は巻き込まれると大変です。
香港は東京圏にくらべれば通勤距離は短い方ですが、
最近はかなり郊外に住む人も増えつつあります。
この状況を可能にしているのが、
緻密なバス網なのですがこれがダメになってしまうと致命的。
そんな時には会社へ郊外に住む同僚からの電話が多くなります。

水道管ついでに下水管の話も。
日本に比べると香港の大多数の家の下水管はかなり細いので
ちょっとしたものを流してもすぐ詰まります。
ですので、ほんの少しの生ゴミでも流すのは禁物です。

ちなみにこの水害にあってしまったレストラン、
名優・曾志偉(エリック・ツァン)も来るような名門店で、
非常に味の良い店なんですよね。
店の内装はキンキラキンで、
日本人のテイストには合いませんが.....
いかにも中華圏!という感じで私は嫌いではありません。

煌府酒家
旺角道4-4 A號2樓
電話 2180-6138
地下鐵旺角駅A2出口

Tuesday, September 23, 2008

奶品毒害 メラミン入りミルク騒動

nestlewater.jpg

日本でも報道されているかと思いますが、
大陸でのメラミン入りミルクの問題ですが、
ここ香港でもついに問題が飛び火しました。

中国・青島の工場で製造され、香港で販売されている
雀巢牛奶公司純牛奶(餐飲業用;一公升)/ネスレ業務用牛乳1リットル
からメラミンが検出されたのです。
この牛乳を体重7・5キロ・グラムの1歳の子供が
1日3・38リットル飲んだ場合には、
米食品医薬品局(FDA)の安全基準値を上回ることに。
この為、香港政庁直轄の食物安全センターは関連業界に対し、
当該商品の回収を要求しています。

また香港の大手製パン、製菓メーカーの
美心 、嘉頓、大班、東海堂等では
このミルクを使っていないと発表をしています。
大陸の星巴克(スターバックス)は牛乳自体の使用を中止しています。

このように大陸と密接な関係がある香港では
食品事故が起きても政府の比較的対応が素早いので、
日本のように情報がうやむやになってしまう事はまずありません。
また情報統制をしてると先進国には評判があまり良くない
シンガポールもこれらの情報は比較的すばやく流れます。
この点はもっと評価されてしかるべきでしょう。

こういう御時世ですから、いつでもニュースを注視する事が必要です。
個人的に無綫電視の香港早晨を見るだけでもかなり違うと思います。
もしも中国語を理解するのが難しい場合には
英語ニュースのATV国際台CNNBBCをはじめ、
日本語メディアもNHK国際放送(最近値上げして大不評ですが.....)、
時事通信のWebは使いやすく重宝します。
また現地発の日系メディアでは香港ポストが存在します。
情報の更新が遅いものの、
日本総領事館のWebで注意を促す事もありますので
こちらも日頃から確認するようにした方がよいと思われます。
重要なニュースは香港政庁のWebが正確かつ迅速です。
こちらは英語、中国語での対応になります。

Tuesday, September 16, 2008

金融恐慌

hongkongstock.jpg

ご存知の通り、リーマンブラザーズがチャプター11を発動。
メリルリンチもバンク・オブ・アメリカに買収されるなど、
かなり混乱が続きそうな休み明けになりました。

個人的にはAIGの支援策に非常に興味があります。
16日付の日経では下記のように報道していますが、
米連邦準備理事会(FRB)は
大手証券ゴールドマン・サックス、
大手銀JPモルガン・チェースなどの米有力金融機関に対し、
米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)を支援するために
700億―750億ドルの民間融資枠を創設するよう要請した。
米メディアが一斉に報じた。
AIGはFRBに直接融資を要請していたが、
FRBは民間主導の支援を模索しているもようだ。

当然、まだ明快な答えが出てきていません。
果たしてFRBの思惑通り事が進むのでしょうか?

万が一ですが、破綻などという事になれば
この会社は日本でも数々の保険会社を運営していますし、(アリコなど)
それに航空機リースなども手がけていますから
その影響は当然世界中に広がります。

株価ですが香港も東京もかなり下げました。
特に今日の香港の下がり方は常軌を逸しています。
東京以上に金融業に依存している町ですし、
その上、景気に左右される観光業にもかなりの人数を雇用を依存してますから
このままの状態が続くとお先はかなり暗い感じです。

第二次世界大戦前の不況時には南米や旧ソ連では
アメリカ発の金融恐慌に巻き込まれる事ないままに過ごせました。
これらの国が緩衝剤的な役割を果たしたのです。
ところが、今日では中国もロシアもこの資本経済下に組み込まれています。
全世界が一斉に不況に巻き込まれる公算になるのです。

ふと思ったのですが、
今回の会社の倒産劇が仕組まれたものであるならば、
昔から根強い噂のある米ドル刷新計画を実行に移す伏線に見えなくもありません。
この計画ですが、意図的に自らの発行するドルを暴落させ、
この機に現在のドルの使用を禁止して即時廃止。
そして、新たなドルを発行する計画が進められるというもの。
どこの国でもそうですが、恐慌下の通貨の刷新は荒っぽいものがありますから
当然、交換比率も米国が非常に有利になるのは目に見えています。
(似たような事がアルゼンチンにおいても行われましたね)
日本や中華圏の国が山ほど抱えている米国債などは紙くず同然になります。
そうすれば、米国としては積もり積もった債務もなくなりますし、
(旧通貨から新通貨に交換するので、その時に債務がチャラになる)損をするのは日本や中国だけ。
元々米国ドルにそれほど依存していない、EUや英国は日本や中国程の損はしない。

なんでも日本政府の外貨準備高のうち9割が米国ドルということらしいのですけど、
これっていったいなんなんでしょう.....
また日本銀行は日銀は自らも外貨準備を持っているのですが、
その金額は日本全体の外貨準備の3%ほど(残りは日本政府)とのこと。
日銀は資産の全運用通貨(ドル、ユーロ、ポンド、円)のうち
米国ドルの比率は65%と公表しているのですが、
年金問題の運用を含めて日本政府というのはお金に関して
あまりにリスク分散が出来ていないように思うのは私だけではないはず。

ちなみに以前、アジア通貨危機で痛い目にあった
マレーシアは金の先物にも投資して、リスクを分散化しているようです。

Monday, September 8, 2008

眼鏡

megane.jpg

香港で多いのがメガネをかけている人。
これに細身の身体(両極端に別れるけど、若い男性は細い人が多い!)が
セットされるので知的に見える人が多いようにも思えます。
なんでも、漢字の画数が多いからだとも、
受験勉強が厳しいからだとも、
はたまた、テレビやパソコン、携帯電話の画面を見すぎ!だとも
様々な側面があるようですが、
メガネをかけている人が多いのは事実です。

特に目立つのは女性の眼鏡ユーザー。
今でこそ、日本でも眼鏡っ子(あってます?)とかいって
多くいるそうですけど、
一昔前は眼鏡でなくコンタクトにする!というのが
当たり前でしたよね。
トミーフェブラリーから流れが変わったのかな?
ここ香港では大半の女子がメガネをかけています。
でも、いわれてみれば美形の芸能人って
人前ではあまり眼鏡かけませんね。

チェーン店だと眼鏡88が便利。
$300弱(4200円)前後からありますから、
かなり安いですよね。
ただ、香港では太いフレームが主流なので
細身のフレームが好きな人は割高かもしれません。
その場で作ってくれますので、
旅の想い出に眼鏡を作るのもいいかもしれませんね。