Friday, July 10, 2009

重慶大廈 チョンキンマンション



いまでは安宿街?として有名な重慶大廈ですが、
もとは1962年に高級マンションとして建築されました。
名前の由来は抗日政府の置かれた重慶を冠したもの。
オーナーのフィリピン華僑の愛国心から.....と言う事です。

いまでは500の店舗(携帯電話店95、政府許可ゲストハウス75、外貨両替店18など)
もちろん、この中には美味しい事で有名なカレー屋も多数あります。
(個人的には一番奥の囲いがあるカレー屋のバターチキンが好き。)

内部の構造はやや複雑で、A-Eの棟に別れています。
1階と2-3階のショッピングセンターだけはつながっていますが
その他の階から違う棟には連絡が出来ません。
エレベーターに乗る時には自分の棟に行くか確認が必要。
エレベーターは常に混んでいます。
後、このエレベーターがなんともいえない匂いで
私には、この匂い=九龍というイメージがあります。

当然、棟が別れているので火災などが起きるとちょいと面倒。
通路は当然の事、階段も狭いですし。
宿泊者は必ず避難経路を確認した方がいいですよ。
以前は尖沙咀で火災=重慶?というイメージがあったり、
治安の悪さ(悪そうに見えるだけだと思う)などで
悪名が高かったのですが
映画にも取り上げられたりで、
多少は香港人に対する印象は良くなった.....かも。
ただ、あそこに泊まるというと嫌がる人もいますね。
確かに、もう少し出せば中堅のホテルに泊まることができますし。

重慶大廈のなかにあるゲストハウスは1100室。
値段は1泊HK$200-500ですが、
最安値のドミトリーであればHK$80前後。
「背囊友」(backpacker)を中心に人気を博しています。
不思議とバックパッカーは
日本人が多いと香港人は感じているようですが、
個人的には香港にバックパッカーとして
長期滞在する日本人は減ったように思います。
ちなみにこれらのゲストハウスには毎日120以上の国籍の人が行き交っているそうですよ。

No comments:

Post a Comment