Wednesday, January 28, 2009

香港の犯罪

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大都市の中でも、
香港は治安の良い都市に入りますが
それでも、犯罪が発生する事はあります。

香港で多い犯罪といえばスリ。
広東語で扒手(手編に八)といいますが、
香港島の銅鑼灣そごうの前の交差点
尖沙咀の重慶大廈(チョンキンマンション)付近
ペニンシュラホテル付近スターフェリー乗場
旺角の女人街などがスリの多い場所とされています。
旺角の上海街は夜と昼では雰囲気が変わります。
昼間は結構のんきな街なんですけどね.....

窃盗は広東語で偷嘢ですが、
このバージョンは多岐にわたります。
扑頭党といって後頭部を鉄パイプや木刀で
殴り掛かって失神しているうちに
懐中物をいただくというパターン。
最初は深圳で発生し、尖沙咀で発生した後に
今では平日や早朝の山道でも発生するように。

実は香港の大半は国定公園で
ハイキングや山登りが非常に盛ん。
土日は込むので、休みをずらし平日に...というのは
よくあることでありますが、平日は見事に人が居ないために
扑頭党がやってくるというパターンが多いのです。

気をつけたいのが休日の早朝の外出。
宵っ張りの香港人は休日の朝は寝ている人が多いのですが、
街に出れば一目瞭然。
特に香港島の住宅街は普段の人出が嘘のよう。
ノースウエストやキャセイの始発に乗る場合は
朝早く街を出ざるを得ませんが、
休日の朝はタクシーの本数も減ります。
荷物が多い時には注意散漫になりやすいですし、
帰国するその日に旅券とお金を取られてしまったら
元も子もありません。

あとは、チェックインの時に
荷物を脇などにおいてひったくりにあうパターン。
仕事上、現金や貴重品を持ち香港に渡航する事もありますが
私はその時には一旦かばんをフロントに渡してしまうか、
チェックインを客室で出来るホテルを選びます。

それでも、香港は治安の良い街だと思います。
この街と20年以上関わり合いがありますが、
未だに犯罪の被害にあっていませんし、
不穏な雰囲気を感じる事も少ないままです。
寧ろ、最近の渋谷や池袋の方が歩いていて不穏な雰囲気を感じます。

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