Monday, May 4, 2009

ベトナム航空便に搭乗の7人新型インフルエンザ感染疑い。


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昨日ベトナム航空のホーチミン発香港行きに
搭乗していた乗客のうち7人に発熱症状があり
インフルエンザの簡易試験の結果、
3人は陰性、4人は検査の結果待ち。
いずれも空港から隔離施設へ。

7人の内訳は香港人が3人、
2人は米国へ帰国するベトナム系アメリカ人、
デンマーク人1人、オーストラリア人1人。

台灣当局が香港への渡航に警告を



台灣行政院大陸委員會が香港への渡航に際して
黃色屬「提醒注意」(イエローカード、注意しましょう)を発令。
その根拠として、アジアではじめて感染者が出た事に加え、
香港当局が発令している状況が
警戒最高値になっている事をあげている。

台湾では海外渡航の警告を
黄色オレンジの三種類で表し、
メキシコは赤になっている。

香港と台湾は緊密な経済関係及び
活発な人員の行き来があり
この渡航情報は異例の措置とも言える。

米国籍の男性が瑪嘉烈醫院(病院)に搬送


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今朝900am頃、香港在住の米国籍の男性が
通勤途上の葵芳港鐵站(地下鉄葵芳駅)で異常な発熱を感じ、
ホットラインに通報後、救急隊員により瑪嘉烈醫院(病院)に搬送。
男性は1週間前にカリフォルニア州から帰国したばかり。

日本語で受診可能な香港の病院一覧


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体調が悪くなった場合に使える様に
香港で日本語で受信可能な病院を
Google Mapを使いリストアップしました。
タクシーの運転手は英文の住所を見せても
理解出来ない事が多いので、住所も中文で書いてあります。

基本的には旅行者保険でカバー出来る病院を掲載していますが、
旅行者保険をキャッシュレスで使う場合には
電話にて最初に保険会社に申請する必要がありますので、
必ず保険会社の担当者に電話をしてから
病院に向かう様にして下さい。

鳥インフルエンザ感染の死骸発見



5/2、香港政府は、郊外の屯門で4月27日に発見された
カワラバト(feral pigeon)の死骸を検査した結果、
H5N1型鳥インフルエンザウィルスが陽性であったと公表。
この死骸については、香港政府が4月29日に、
簡易検査によりH5型ウィルスに感染している疑いがあるとして公表。
香港政府は、市民に対し衛生環境の維持の注意喚起を出しました。

注意喚起の概要とは、
生きた鳥を手で触らない(触った後は手洗い+消毒+うがい)
鳥の死骸を含む動物の死骸に触らない
動物の死骸を見つけた場合には衛生局まで連絡する

H5N1インフルエンザ感染マップ

現在の香港の状況


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衛生防護センターのホットライン(2125-1111)では、
4月30日の設置以来698件の相談を受付。
唯一陽性反応を示したメキシコ人をホテルから
病院に乗せたタクシー運転手もホットラインに相談し、特定。

4/25以来、メキシコや北米など当該地域に旅行し、
発熱などで香港当局に報告されたケース 21件
このうち新型インフルエンザ陰性反応 15件
このうち隔離され、結果待ちの者 5件
このうち新型インフルエンザ陽性反応 1件

また在香港日本総領事館では
外出時にはマスクを着用、
帰宅後の手洗い、うがいの励行、
不要不急の外出を控える事を要請しています。

Sunday, May 3, 2009

アメロメヒコに搭乗していた乗客の消息




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アジア発の患者となったメキシコ人が搭乗していた
アエロメヒコAM098便には
乗員13人乗客176人合計189人が搭乗していました。

AM098は4/29 930pmにメキシコシティを出発、
翌日4/30 上海浦東空港に到着。
このうち48人は上海へ、6人は浙江省、16人が江蘇省へ。
これらの地域は上海から近い為陸路にて移動した模様。
このうち浙江省の6人は隔離されているものの、
インフルエンザの症状はなし。

更に空路を使い移動したのは
広東省41人、北京市15人、河北省1人。
北京市の15人のうち外国人観光客は5人。
全員北京地壇醫院(病院)に隔離。
広東省の41人も連絡が取れ、
発熱の症状がないために自宅隔離+医師による経過観察。
河北省1人の乗客も症状がないために自宅隔離+タミフルの投与。

更に、上海から新型インフルエンザに感染した
メキシコ人と同じフライト中国東方航空MU505便に
搭乗し香港に到着したのが154人。
このうち27人が台湾に出国。
27人全員とも台湾入国後に
台灣衞生署(衛生局)と連絡が取れ、
全員当局の検査後に病院に隔離。

香港に到着した154人のうち
香港当局が追跡出来た案件は36人。
このうち6人は香港より既に出国済み。
30人は香港政府と連絡が取れ
既に隔離済みとの事。

これらの場所を記した地図を冒頭にあげましたので
どうぞ御覧下さい。

マカオではインフルエンザ患者は発見されず


澳門衛生局の発表によると、
国境などではじまった
サーモグラフィー検査を通過した人員は
香港マカオフェリー埠頭(港澳碼頭醫療諮詢站)27,316人、
マカオ空港(澳門國際機場)で6,238人,
大陸への陸路で使う蓮花国境(蓮花口岸)で7,389人、
同じく陸路の關閘廣場メインゲートは
(關閘醫療諮詢站)134,943人(うち1人発熱)。

新型インフルエンザ発生後に
仁伯爵綜合醫院(Centro Hospitalar Conde de São Januário)で
受診した呼吸器系統の患者数は子供162人,成人85名。

現在のところ、これらの中にインフルエンザ患者はおらず、
マカオにおいてはインフルエンザ患者は発生していない模様です。

仁伯爵綜合醫院
公式サイト

在香港日本総領事館(マカオ管轄)
香港中環康楽広場8号交易広場第一座46楼及47楼
46 - 47/F, One Exchange Square,
8 Connaught Place, Central, Hong Kong
地図
公式サイト
在留邦人及び旅行者用ホットライン (852)9267-2311
医療機関に収容された場合 ryojiadd@cgoj.org.hk

浙江省でも隔離



浙江省当局の発表によると、
5/3に香港で新型インフルエンザを発症したメキシコ人が
搭乗していたフライトAM098便に乗っていた、
8人の乗客を隔離しました。

8人の国籍の内訳はメキシコ人5人、中国人2人、
アメリカ人1人。
現在のところいずれの人も健康状態は良好で、
インフルエンザの症状は出ていません。

アエロメヒコ
公式サイト

在上海日本国総領事館(浙江省担当)
公式サイト

アエロメヒコ航空券の取り扱いについて



メキシコでの現状を踏まえ、
アエロメヒコ航空では
お客様の日程変更を以下の通り受け付けます。
ご予約の航空券と同クラス、同区間において
変更手数料なしでフライトを変更できます。

但し、上位クラスへの変更および行き先変更の場合は
運賃の差額のみお支払いいただきます。

対象便:アエロメヒコ航空便(AM0001~AM2999)
対象運賃:全ての運賃
(航空券番号139から始まる弊社航空券に限る)
有効変更期間:2009年4月24日~2009年12月10日
変更手続き期間:2009年4月24日~2009年5月15日

詳しくは下記へお問い合わせください。
アエロメヒコ航空予約課  
東京03-5402-3777  
大阪 06-6225-3606

アエロメヒコ公式サイト

半山地區/ミッドレベルで断水



香港水務署(水道局)からの報道によると、
水道管の敷設作業により,
半山地區/ミッドレベルで断水が起きます。
期間は5/4の夜10時から翌日の朝の6時まで。
対象となる地区は麥當勞道、寶雲道、
波老道、堅尼地道48至60號,及び蒲魯賢徑です。
これらの地区にある全ての建物が対象になります。

香港水務署
公式サイト

麥當勞道地図

寶雲道地図

波老道地図

堅尼地道48至60號地図

蒲魯賢徑地図

灣仔維景酒店/灣仔メトロパークホテルに8人の邦人滞在中

香港の日本総領事館の発表により、
新型インフルエンザ感染者が宿泊していた
灣仔維景酒店/灣仔メトロパークホテルに、
邦人8人が滞在していることが判明。
総領事館は全員と連絡を取り、
健康状態に異常がないことを確認。
現在は香港衛生当局の指示で予防のためタミフルを服用中。

灣仔維景酒店/灣仔メトロパークホテルは
新型インフルエンザ感染が確認された後、封鎖。
封鎖は7日間続くため、総領事館は8人と連絡を取り、
健康状態などを確認する方針。

灣仔維景酒店/灣仔メトロパークホテル
地図
公式サイト

在香港日本総領事館
香港中環康楽広場8号交易広場第一座46楼及47楼
46 - 47/F, One Exchange Square,
8 Connaught Place, Central, Hong Kong
地図
公式サイト
在留邦人及び旅行者用ホットライン (852)9267-2311
医療機関に収容された場合 ryojiadd@cgoj.org.hk

深圳への入出国の手続きが変更に


新型インフルエンザが香港で発生したことを受け
香港特別地域行政府では
深圳への入出国の際に「香港與深圳出入境健康申明表」を
今日から全ての入出国対象者に提出を義務づけ。
即日開始となりました。

このため普段から込む事で
名高い羅湖では普段よりかなり混雑が激しく、
まだ書類が行き渡っていない事もあり、
最悪の場合入国まで5時間かかるケースもあったよう。

不要不急の外出を避け、
また入出国に時間がかかるので
充分に時間の余裕をもって欲しいと
香港特別地域行政府では呼びかけています。

家賃を安くする為に、
深圳に住み香港に通勤する香港人も多いのですが、
いろいろなブログを見ましたが、
非常に不評です。

通常の場合、永久居民証を持っている外国人は
中国から香港に戻るときはパスポートは提示不要で
永久居民証だけ見せれば良かったのですが、
この手続きが入ったのでかなり煩雑になりました。

政府プレスリリース(中文)

灣仔メトロパークホテルの宿泊者一人入院


新型インフルエンザに感染した
メキシコ人観光客が宿泊したホテルの
男性宿泊者の一人が症状が重い為に
病院(病院名不祥)に入院しています。
現在、病院のスタッフは
防護服を着用し看護に当たっています。

また10人以上の宿泊者はいまのところ
感染していない事が判明しましたが、
引き続きホテルにて隔離
及びタミフルの投薬が続く事となります。

中国東方航空
公式サイト

灣仔維景酒店/灣仔メトロパークホテル
地図
公式サイト

律敦治醫院
地図
公式サイト

Saturday, May 2, 2009

13人の乗客が病院に搬送



香港で発病したメキシコ人観光客と同じ
中国東方航空に搭乗していた13人の乗客が
新界(郊外)の如心海景酒店に滞在している事が判明し
病院(病院名不祥)に搬送されました。
現段階では13人の中に感染した人がいるかどうかは不明です。

如心海景酒店
ル ホテル ニナ コンベンションセンター
地図
公式サイト

灣仔メトロパークホテルにステイしていた方の現状



香港の周一嶽衛生局長は、
香港で新型インフルエンザを発症した
メキシコ人男性と一緒に旅行していたメキシコ人2人と、
香港の友人1人(国籍不祥)も
瑪嘉烈醫院/プリンセス・マーガレット病院に隔離。
彼等と接触したタクシー運転手2人と、
上海からの航空機に乗り合わせた142人の乗客と
連絡を取ろうとしていると述べ、
乗客や乗務員に名乗り出て健康診断を受けるよう呼びかけました。

香港政府は2日早朝声明を出し、ホテルにとどまることを拒否した
宿泊客12人を新たに隔離施設と指定した
麥理浩夫人度假村に移動と発表。
これら12人を含め、灣仔維景酒店/灣仔メトロパークホテルにいた
従業員及び宿泊者に予防薬としての
効き目が認められるタミフルを処方するとの事。

中国東方航空
公式サイト

灣仔維景酒店/灣仔メトロパークホテル
地図
公式サイト

麥理浩夫人度假村
地図
公式サイト

律敦治醫院
地図
公式サイト

瑪嘉烈醫院/プリンセス・マーガレット病院
地図
公式サイト

インフルエンザ相談窓口を開設しています。



香港政府観光局では
旅行者を対象としたホットラインを開設しました。
電話番号は9538 5912
香港では加入電話からの電話は基本的に無料です。
公衆電話も多数ありますので、
どうぞ気になる方は相談してください。

また期間中灣仔メトロポールホテルを予約していた方は
この電話番号で相談をすると
無償でホテルをスライド出来るようです。

香港で新型インフルエンザが発生しました。



ご存知の通り、香港でもインフルエンザが発生しました。
日本ではやや情報が弱いので、
出来る限り状況、情報を日本語でアップしていきます。

アジア地区最初の患者さんはメキシコ人で、
メキシコから中国東方航空にて上海経由で香港に4/30に到着。
その後灣仔にある灣仔維景酒店/灣仔メトロパークホテルに
チェックイン後に喉の痛さや具合の悪さを感じ、
タクシーを使い同じく灣仔の律敦治醫院へ。
ここで新型インフルエンザ陽性と判断された訳です。
現在は落ち着いているとの事で、
命に別状はないようです。

香港時間五月一日1:50am現在
灣仔維景酒店/灣仔メトロパークホテルは
1週間の封鎖が決定されていて、
従業員及び宿泊者ともに外出は出来ません。

中国東方航空
公式サイト

灣仔維景酒店/灣仔メトロパークホテル
地図
公式サイト

律敦治醫院
地図
公式サイト